松本潤担ブログ @ニューヨーク830番地

遠くても。同じ空の下、繋がってるよ、とあなたが言ってくれるから。

終わってしまった夏虹

と、とうとう最終回でしたね。

お疲れ様でした!

作ってるほうも大変だったでしょうが、見てるほうも気が気じゃなかったですよ。

いろいろ言いながらも10週間、あっという間でしたけどね。

それなりに楽しませていただきました。ありがとうございます。

さて。

10話を見終わった感想ですが…だらだらと思いついたことを書きますね。

率直に言ってしまうと、

( ゚Д゚)ポカーン

というのが正直なとこなんだけど…。

だって、まぁぁぁ〜、皆さん、ごっつぅ〜物分りがよいことで。

カップルの運命を左右する母娘の確執もちょろっとお話しただけで、ものの10分くらいで解決しちゃうとか?

海ちゃん、いい子だねぇ…。

(海ちゃん役の子、ほんの4ヶ月ですごく育ったよね。顔つきがおねえちゃんっぽくなった。)

桜ちゃんも結構すんなりと身を引いてくれたし、義理の弟くん然り。

ま、そこでごねられたら45分に収まんないしね。

ってか、前の週にあそこまでとっちらかったものをものの45分であそこまで丸く丸く大団円にまとめた制作チーム、すごいです。パチパチ。

私としては、最終回ではとりあえず一度お別れしてみてくれてもよかったんだけどな。

で、3年後…とかに役者として成功した大雅さんの元にまた詩織さんと海ちゃんが現れて

明るい将来の始まりを期待させるようなラストシーンで幕、というのが好みだったかも。

ま、それって「愛しているといってくれ」のパクリなんだけど〜。

もうね〜、設定から不安要素がいっぱいあったので心配だったんだけどね。

ほんっと、いろいろ言ってましたけど、潤くん、がんばったよね。

とにかく松本潤PVとしては秀逸でしたしね。

いろいろな潤くんが見れて潤担としてはとても幸せな10週間でした。

次回はもうちょっと脚本がしっかり出来上がっている作品に呼んでもらえるといいな。

とにかく今回は番宣詐欺&TB詐欺&次週予告詐欺&TV誌詐欺と、とにかく視聴者を欺きまくってくれました。

モノトーン&ポップコーン&いちゃいちゃとか、初期のタイトルバック映像には本当に騙されましたよねぇぇぇ〜。

ところで。

なんで劇中劇がハムレットになっちゃったんだろう、ってずっと思っているんだけどね。

大雅さんの従者の衣装がいやだ…。

あんな中途半端ならちゃんとちょうちんブルマにしてくれたほうがいっそいさぎがいいんじゃないの。

あとさ、これは私、細かいかもしれないけど、

初日終演後にスポットライトの向きをあんな風に変えるなんて普通はありませんって!

そんなのはゲネプロまでの時点でやってあるべきことだもん!!!

照明なんていうのはですね、シーン毎にデザインして、設計図引いて、割り振りして、そのとおりに吊るして、配線して、コントロールボードとつなげて、シーン毎のキューでボタンひとつ押せば複数のライトが同時に切り替わるようにプログラムするなど、まぁ〜色々とするわけですよ。

私、照明デザインのクラスも履修したんですがね、舞台の天井近く、かなり高いところにのってですね、おっかなびっくり照明吊るして、もしここから落ちたら留学生活一環の終わりだな、なんて思いながら何番のライトを何番のサーキットに繋いで…なんてやってたわけで。

だから分かるんですが、それを初日が終わった後に1個の向きをぐるっと変えちゃうなんてないわけですよ、奥さん!

まさか、そのスポットを浴びる役者さんが反対方向から出ることになったの?

そのライトはほかのシーンでは使わないわけね?(普通はほかのシーンと兼用します。兼用しないライトも勿論あるけどさ。でもあの種のFlood Lightだったらほぼ兼用。じゃないと勿体無い。吊るせる数限られてるもん。)

ね?1個変えるって言うのは大変なことなんですってば。

それにニノは大道具さん役だよね?(メディアではそうなってました。)

あのね〜、大道具さんは照明いじったりしませんって!!!

よっぽどの小劇団なら分かるけど、すくなくとも有栖川カンパニーレベルの舞台ではありえね〜!!!

で、ニノの役は照明係だったのかな、と仮定します。

でもどっちかというと、プロップテーブルに小道具の仕込みをするとか、そういう地味なんだけど毎公演後必ずやらないといけないことをニノの役にして欲しかったですね。

つまりASM(アシスタントステージマネージャー)位のほうがつじつまがあったんじゃないかと。

ま、そこまで細かく見る人はいないだろうけどね。

とってつけた役だしね。

役を作った人が舞台のことあまり知らなかったってことかな?

あと、客席にスポット?

ハムレットにそういう演出があったとして、でもあの場合、素直に客電つけてあげたらよかったんじゃないの?

情緒なくなる?

でもお子ちゃまもいることだし?

お子ちゃまは暗いのやでしょ?

ねぇ〜?

せっかく深キョン演じるプロデューサーが

「彼、面白い」

って言ってくれたのに、その言葉につながるエピソードが描かれないのよね。時間の関係上。

そうそう、ずっと思ってたんだけど、今時の公立小学校は一クラスに先生が常時2人ついているんですか?

豪華ですね。少子化ゆえ?

それにしてもこの番組のプロデューサー、ほーんと分かってないなと思うことは、最終回に名前の売れた俳優さんを呼んできて結局最後まで役者の名前だけで相撲をとろうとするその姿勢。

間違ってるんじゃ?

番組が始まる前にもっとしっかりリサーチして、かつ早い時点で脚本を練り直させるなりなんなり、内容で相撲をとってほしかった。

松本潤の名前があるから見ていた私が言うのもなんですが、役者の名前だけじゃいい物は作れないよ?

潤くんの言うように、役者はスタッフの一員だからね?

全体が良くないと駄目だと思うのね。

どーんなに豪華キャスト集めても脚本や演出がクソだったらいいものは作れませんよ。

そこんとこ、分かって欲しかったです。

はい。

視聴者を馬鹿にするのはそろそろ…ねぇ?

ま、救いはチーム夏虹のみなさんが仲良く怪我もなく無事仕事を終えられたってことですね。

DVDボックス、ちゃんと買いますよ。

ってか、これで変にボックスが売れちゃうと制作者が学ばないっていう恐れも多大にあるんだけど…。

でも松潤PVとしての価値は高いんだもの…。

しばし葛藤しよう…。