奈良美智個展に行ってきたよ
遠征してきました。
証拠写真(笑)↓
楽しかった〜!
今日は続いちゃおう。
ブログを通して知り合った嵐友さんたちとマンハッタンの紀伊国屋書店で待ち合わせまして、いざ向かうはAsian Society Museum(Park Ave+70th St)。
奈良さんというと、冬に市内でグラフィティ(公共物への落書き)で拘置所に入ったことが報じられた時に
「ばかなことをする日本人がいたものだなぁ〜」
と思ったくらいで、あまり身近なアーティストさんではありませんでした。前にちょっと絵を見たことがあったくらい。
でもおーちゃんが仕事で奈良さんを対談をし、その後も交友を深めているということから、これは嵐オタとしてちょっくら見に行ってみようかな?と思いまして。
うちの息子っちはアートが好きなので、一緒に連れて行きました。
奈良さんのアートはこどもがみても楽しい。
子どもを描いた作品が多いからなのか?
でも奈良さんの子どもは一筋縄ではいかない感じだけど…。
静かな(はずの)ギャラリーに、わが子の大きな声のおしゃべりが響き渡ってちょっと申し訳ない感もありましたが、ギャラリーの監視員さんの一人がそれを楽しむように微笑んでいたし、同行した嵐友さんが
「きっと奈良さんも、そういう感じで楽しんで見てくれるの好きだと思うよ」
って言ってくださったので私も子の監視を半分くらいにして作品を楽しむことができました。
展示の仕方が面白い。
家とか。
小部屋とか。
あのグラスファイバーのアムロちゃんはどうやってできているんだろう〜?
白い犬3匹は型をとったのか?一つ一つ作ったのか?型だよね?
青森にある白い大きい犬の黒バージョン(って言っていいのか?サイズ的にはもっとかなり小さいけど)もありました。
お尻に「Don't touch」(だったっけ?うろ覚え)の手書きの看板が尻尾からつるされていて、面白いな〜と。ちょうどお尻の穴が隠れる位置に看板がくるので、お尻の穴を触って欲しくないのと、作品自体を触らないでね、というのが伝わって一石二鳥(なのか?)
「MJ」というタイトルにMichael Jacksonを連想しなかった私と嵐友さんは相当キてますね…。
で、その「MJ」という絵は、奈良さんの他の女の子たちと基本同じ顔をしているんですが、でもやっぱりマイケルなんですよ。すごいですね。
お写真でお見せできないのが残念です。
お客さんは普通のアート好きな非日本人がほとんどだった気がします。
日本人つながりじゃなくても人を呼べるアーティストなんだ、すごいな、
って変なところで感心しました。
私なんて見に来た動機が嵐つながりでなんか申し訳ない!とか思っちゃいましたが、
でもすごく好きな作風でした。絵とか置物をオフィスに飾りたいくらい。
さすがにおーちゃんのフィギュアはちょっと飾りたくないけど、奈良さんのは飾りたい!
だってカワイイ!
なにか記念に、と思って寄ったギフトショップではとてつもなく立派なこの個展の作品集が60ドルで売られていました。
買って家でじっくり楽しみたい気はあったんですが、とにかく重いの!
すっごく立派な装丁で、ケースもしっかりしていて、そのデザインも展示とリンクするように凝ってて、中の紙も上質で、ページ数も多くて。あの本なら60ドルは安いかな。
でも待ち合わせの際に引き取った嵐表紙のMore10月号がすでに重く肩に食い込みつつあったので、今日は断念。
(電話でお取り置きお願いしちまってました。船便で火曜日に平積み用にたくさん入荷したのが日曜日にはすでに売り切れていたという。恐るべし、嵐人気?!或いは付録のトートバック目当て?)
紀伊国屋でも同じものが売られていたので、また別の機会に買いにいこうかな…。
あ、なんかaisastore.orgでも通販してるのかな…?
あの羊ちゃん天使の置物が似合うお部屋が欲しい…。ちなみに145ドル。
この個展は来年1月2日までやっているそうです。
ニューヨークにお立ち寄りの際は是非に…。