松本潤担ブログ @ニューヨーク830番地

遠くても。同じ空の下、繋がってるよ、とあなたが言ってくれるから。

「99年の愛」をちょっと見たよ

遅ればせながら。

橋田スガ子(漢字変換面倒でパス。ご勘弁。)脚本ということで。

第一話をとりあえず見たんですが、いや、突っ込みどころ満載ながらもなかなか良い着眼点ではないかと。

あーでもむかーし、大河で「二つの祖国」ってのもあったよね。松本幸四郎さんがかっこよかったの。

たまたま今学期、移民の歴史で写真花嫁をミニプロジェクトでリサーチしていたので、時代的に一話はドンぴしゃでした。

ちなみにイモトアヤコさん演じるトモさんがアメリカに来たのが最後の写真花嫁グループだったのならば

「僕と結婚してくれませんか?」

っていうのは、まぁ、心意気としてはオッケーだけど、写真花嫁というのは、もう既に花婿欠席での結婚式&披露宴も日本で済ませてあり、且つ籍もばっちり入ってるんですね。

そうじゃないと、パスポートが降りなかったから。

かつ、設定的には日本からの移民がシャットアウトされる寸前のタイミングなので、その頃は売春婦が花嫁を騙って偽装渡航するのを防ぐために、入籍後6ヶ月経過しないとパスポートは降りませんでした。

なので、

「結婚してくれませんか」(←もうしてるっちゅーの。バリバリ貴方の嫁やねん。)

じゃなくって、

「一緒にやっていこう」

と言うべきところでしたね。スガ子、惜しい!

それにしても驚愕なのが、81歳を演じるパリのおば様。見えね〜!

森光子さんに負けず劣らずの化け物認定(←名誉なことですよ)確実です。

あと日系4世の曾孫さんが超日本語流暢なんですけど、あれは相当大ババ、子ババ、揃って相当のスパルタバイリンガル教育を施しているんでしょうな。

うちの2世ちゃん(家では100%日本語会話)でさえ、「てにをは」は変だし、発音もところどころおかしいし、言い回しも微妙なのに、4世であそこまで日本語を持たせるのは家族郎党一丸となって相当の努力をしないと無理です。キッパリ。

ま、日本に住んでいる日本人向けのドラマですから、そこまで言ってもねぇ〜。

でも奥さん!

小学生(10歳って言った?)を一人でスタジアムの席に残すなんて。CPSに通報されますよ!!ありえねぇ〜!

子ども誘拐されるぞ!

旅行者だって容赦なしですよ。

何年か前の冬に、旅行者が、外に出るのは寒いからと車に幼児を残して店に入り数十分後に買い物が終わって出てきたところを警察に逮捕されたってこと、うちのローカルでありました。

児童虐待になっちゃうんですよ。

てなわけで、郷に入っては郷に従えです。

これ、5話連続なんですよね。

ぼちぼち見ていこうと思います。

あ、そうそう、イモトアヤコさん、けなげでラブリーだと思いました。

眉毛かかなくてもお顔は変わんないですね。なんで眉毛描くんだろ。