松本潤担ブログ @ニューヨーク830番地

遠くても。同じ空の下、繋がってるよ、とあなたが言ってくれるから。

「あゝ、荒野」感想 その4

「こたつDE嵐」って!!!!

なーんてナイスなフレーズなんざんしょっ。

おこたを囲んで5人がわちゃわちゃするんですか〜?

それってもぅ、想像した瞬間に癒されましたよ。

あのNHK冠の空気をそのままコタツ部屋に持ってきたらもっとリラックスしそう…。

で、見るのが過去の嵐さんVTRですって?!

そーれーはもぅ、たまらん。高画質録画しないとですねっ。

そういえば、土鍋プリン(我が家ではまつじゅんのプリンと呼ぶ)、レシピなくしちゃったんでも一回見たい。

さて。

感想その4までひきずってきましたが、今日は女優陣で印象に残った人々のことに触れたいと思います。

もう楽迎えたので畳まないでいいかしら…。

これまでべた褒めしてましたが、今日のはちょっと辛口入ってるし一応畳んでおこっかな。

なんといっても私が興味を引かれたのは早稲田大学自殺研究会のアイザワさん役の江口のりこさんです!

あの淡々とした台詞回しがなんともいえず好きでした。すごくあっさりと割と過激な内容の言葉を言ってのける。そこが経済的にも学業的にも恵まれているにも拘わらずいま一つ目的意識を持って生きられないで世間をすべて斜に構えて見ているような若者を巧く表現していたと思います。自殺研究会のシーンは彼女によってきゅっと締まった感を受けました。

芳子役の黒木華さんも大健闘されましたね。ただ彼女は私のイメージする芳子像からはかなり外れていました。主にビジュアル的に。じゃあどんなイメージだ?と問われれば、洞口依子さんみたいな?透明感ありつつもふてぶてしさのあるちょっととんがった美人。(え?とうがたちすぎ?そんな失礼な。)

黒木さんはふてぶてしさにかけての演技は良かったです。でももう少しすれっからしな感じが出ていてもよかったかも。どうしてもそういう風には見えなかったんですよね…。もちろん衣装も赤いレイン(?)コートに赤いゴム長靴(ブーツではない)ですので、蜷川先生的解釈ではあれでいいんでしょうけど…。一見して女優に見えた、って新次の言葉は完璧にお世辞だったってことでしょうか。

ブロードウェイミュージカルの「エビータ」で、ペロンの愛人がぬいぐるみ抱えているようなロリータ少女なんですが(四季版限定だったかの記憶はおぼろげ)、男性的にはそういうのがいいんでしょうね。一見普通、もっといったら純真無垢な少女に見える女性が実は…みたいな?まぁ私も潤くんに関しては激しくぎゃっぷ萌えしている身なんで、解らなくもないけれど。

2幕の冒頭では客席をゆっくり歩いて板につきましたが、通路のお客さんとにっこりアイコンタクトしちゃったりして、なんか芳子にしちゃ、かわいすぎましたね。芳子は娼婦たちから嫌われるように、一般の女子からも嫌われるタイプの女の子だと思うんですが、黒木さんの芳子は女の子のお友だちもそれなりにいそうな感じなんです。

そこがね、私的には違和感でした。(でもきっと私の解釈が違うんだろうな…。)

それにしても私が目にした限りの潤担さんのブログではやれ胸を揉んだだの、キスをしただの、オロCの回しのみだ、タバコの回し吸いだのって…。二人は舞台上で云わば戦ってるんですよ。そんなことでうだうだ言うのは正直俳優さんに失礼です。そういうお芝居なんですから。(気になる気持ちはわからなくないんだけど。辛口ですが、正直なトコロです。)そういう妙なデティールに注目するあまり、芳子と新次の関係性といいう全体を見失しなったら、演者はがっかりですよ。そこを伝えるためにアドリブやっているわけですからね。

まぁ〜彼女は松潤ファンの多くを自動的に敵に回しているわけですから(笑)、それに耐えて芝居を遣り通すだけでも喝采ものです。図太くならないとできませんね。いくら女優さんだとはいえ、20かそこいらの若い女の子があんなにべたべたと触れ合っちゃうわけですし。立派でした。

そして娼婦マリー。辛口意見を言うと、彼女の台詞回しはあまり入ってこなかった。もう少し心に響く言い方があったんじゃないかな…って。必死に芳子をこき下ろしますが、あそこはあんなに必死さを前面にだす必要があったのかな、と。もう少し批判的、或いはシニカルに淡々と非難の言葉を口にした方が響いたんじゃないかなぁ…。まぁ、好みの問題かもしれませんが。蜷川先生があそこはあれでOKしたとなると、あれが正解なんでしょうし。確かに開き直っているように見えても他人(芳子)を非難することで必死に自己肯定していたのかもしれません。

早々に亡くなってしまう割にはインパクト十分な役ですが、実際のところ、彼女の死はどのようにしてもたらされたのかが良くわかりません。バリカンが無意識のうちにメッタ刺しにしたってことであってますか?他殺と自殺と過失致死…。それらがリンクするのは頭ではわかるのですが、ここだけ私の中でミステリー化してます。(どなたかわかる方解説願いたいです。)

あと、白い服着て無言で微笑んでいた自殺研究会のシーンに出てくる方。妙な存在感でした。ぶりぶりの衣装でただにこにこしているだけなんですけどね。あの役の意味するところは何なんだろう…すごく気になりました。

では本日はここいら辺で…。

ってことはまだ続くんだな、おい。

だってまだ石井愃一さんのことしゃべってないし〜。

勝村さんのこともまだだし〜。

まぁ、ここまでくるととにかく長い蛇足のようなものなんですけどね。

てか私の文章はほとんどが補足という名の蛇足な気がする〜。

要点はもう一番初めに言っちゃったしね!-----

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AUTHOR: hal

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DATE: 12/03/2011 17:49:30

TITLE: またまたまた

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お邪魔します。芳子ちゃん役の華さんの声が好きでした。

それは置いといて、

感想で置き去りにされてしまいがちな宮木社長について書かれるのが楽しみです。

実はこの舞台で最も「役者」だなあ!と実感したのが石井さんだったんです。

次回の感想も楽しみに待っています。