そうそう、怪物君3Dを見たんでした!
すっかり「あゝ、荒野」フィーバーに追いやられていましたが、
じゅんくんが「観たいなぁぁ〜」と言っていた映画「怪物くん」をちゃぁぁんと3Dで観たんですよ〜!
それも帰国日当日の朝(爆)!
いや、面白かったです。大人が観ても面白いんだけど、
映画館にいる子どもたちがそれはもう〜、お楽しみの様子で、それを含めて楽しかった!
これからご覧になる方は、出来れば休日の日中、子どもが多そうな映画館で3Dバージョンをご覧になられるのがよろしいかと。プラスアルファの楽しみ方が出来ること請け合い〜。
ちなみに記念にパンフレットとマグネットセットを買いました。
だってストラップのドラゴン、ぶちゃいくすぎて…なんて思っていたら
誰かが「松潤似のドラゴン」とか形容してて…。似てねーべ!!!(と怒ってみる潤担。)
ちょっとネタバレかな?畳みます。
なにせアメリカで公開されるはずもない作品なので、3Dで観られるのはこのチャンスのみ、とばかりに大野さん推しの3Dバージョンを観ました。
3Dは視界が揺らいで気持ち悪くなることもありますが、これはぐらぐらしませんで、大丈夫でした。
やっぱり映像が飛び出してきた時の子どもの反応が素直で面白いなぁ…と。
「出たー」
だの
「おぉっ」
だの
手を前に伸ばして触ろうとしてみたり(笑)。
無邪気やのぉ〜。
なんだかアメリカの映画館でアクション映画を観た時のような、観る側の一体感のようなものを感じられたんですよねぇ。
ちなみにアメリカの映画館では私の知る限り本当に
「おおっ」
だの
「くそ〜」
だの
「行けっ」
だの、或いは大げさな笑いなど、観客が普通〜に感情表現します。(主にアクションかコメディ。シリアスな映画はそりゃ、空気読んでみんなも真剣に静かに観ます。)
おぃおぃ、家でテレビみてんじゃねぇよ、ってたまに突っ込みたくもなりますが、面白いっちゃ面白いです。
怪物くん映画はそれに通じる「自由」な空気があって、大野さんの映画は観客をも自由にさせてくれるのか!とその器の大きさに感心しきりでした。
で肝心な内容についてですが、お子様にもわかり易くとってもシンプルです。
シンプルだけどちゃんとメッセージ性もあり、そんなに浅くないです。
そして大人はデモキン&デモリーナの愛に感動させられちゃいます。
私的にはデモリーナさまが一番よかった!
稲森いずみさん、キャピキャピしたモデル嬢役の印象が強かったんだけど、こういったしっとりとした役もいいですねぇ〜。
そして今回改めて感じたのは、上川隆也さんが本当に美形なんだなぁ…と。
あーんなにへんな造形の特殊メイクされてもぜんぜんハンサムなんですもの。
かつて上川さんがNHKの大役に抜擢されたことは小演劇界にそれなりの衝撃と、かなり大きな希望の光をもたらしました。
キャラメルボックスはもともと人気のある劇団だったけど、もっと大盛況になりましたもんね。
それにつられて他劇団の役者たちも目指せポスト上川的に活気付いた印象があります。
あの時(「大地の子」)も坊主頭だった気もしますが、記憶がおぼろげ。
でも結局顔でスカウト&キャスティングされてるんですよね〜。(もちろん「美形だから」ではなく「中国人っぽく見えるから」が理由でしたが。)
さて。
大野さんについては、私は担ではないのであまり多くは語れませんが、
彼の場合は「自分」がまずあり、その役を如何にして自分に吸い寄せる的役作りなのかな、と感じていまして。
怪物くんに関していえば、まぁ〜うまい具合にフィットしたし、させたな!と。
普段の大野さんの様子からはあんまり覗えない我侭加減なんかと、普段からちらちらと見え隠れする「まぁ〜、なんとかなるっしょ」的の楽観主義と人を大事にする姿勢みたいなものが上手にブレンドされて私の知っているアニメの怪物くんとはまったく別の怪物くんキャラを作り上げていました。
うちの子に至っては、怪物くんはああいうキャラなんだと思ってますから。
大野さん、こんなに頑張れるのね。
知ってる。リーダーは才能のカタマリだってこと。
あんまり自己主張しないからメンバーの影に押しやられちゃうし、本人もそれでいいと思ってる帰来もあるし。
正直、リーダーのお陰で嵐の曲は聴けるレベルになってると思うし、
ダンスも軽やかで美しい動きで上手だし、間違いも少ないしね。
ぼーっとしているように見えて、ポイントしっかり押さえてる。
でもよく見てもらわないと気がついてもらえないのが残念ではあります。
今後も大野さんのお仕事がちゃんと評価されて行きますように…。老婆心ながら。
頑張れ、リーダー!!!-----