ラッキーセブン、手応えあった!
初回、面白かったですねー!
夏虹の時は初めの十数分がまるで松本潤PVみたいで、キャラクター設定や物語の全容を初回丸々使ってなんとか見せきったというテンポの鈍さが目立ちましたが、ラッキーセブン、掴みはオッケー!です。
一番最初のCMブレイクまでに駿太郎の人となり、人物相関図がぎゅぎゅーっと詰め込まれているのにわかりやすい!テンポがいい。
本当に小気味がいいくらいさくさくと進んで15分拡大がまったく長く感じませんでした。
これは今後にも期待が出来そうです。
ここから先はネタバレありで〜す。
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まずは“問題の”真昼間の不倫シーンですが、なーんだろなー…潤くんが演るといやらしくならない気がするの。
絵面がとてもキレイ。
あれが追加されていた脚本にないキスシーンなわけですね…。
松本潤という人は、現場に入ると妙にリアリティを追求したがるようで。
確かにあそこでキスのひとつやふたつしていたほうが、現実味溢れるシーンになりますわね。
彼のそういう潔さっていうかプロ根性っていうのにはほとほと感心させられまする。
あっ、でも拗ね駿カットされてましたね。残念。
この時田駿太郎という男、やる気も夢もない(が見た目と頭はそこそこいい)ダメ男という設定なんですが、それが妙に松本潤に上手くフィットしているのが面白いところです。
だって潤くんと言えば、誰よりもプロ根性溢れるやる気ばりばり夢クリエイターじゃないですか。
潤くんの場合、パブリックイメージが「チャラい強気な派手男」ですよね?
そしてそういうのが妙にかっこよくはまる(と思われ勝ちな)ので、今回の役も一見ぴったりなんだと思います。
でも私のように彼のことを「天使ちゃん」と呼んでいるオタからすると、今回の様なのは「潤くん、いい仕事してる!」と賞讃するしかない訳です。
だって、「やる気があんまりない熱血漢」って、どんなだ?!ってなりますよね?
熱い男ならやる気あるだろー?って。
で、あの駿太郎さんになるわけですね。なるほど。
初回でやりたい事(?)が見つかった“実は熱いものを持っている”男・駿太郎の今後の活躍が楽しみです。
それにしても美人さんだなぁ〜!色白っ!お目目ぱっちりんこ!くびれ健在!
それなのに声は低く(最近とみに低くかっこいい声になってません?)甘いのです。
セリフも今回、いい具合に力が抜けてていい感じ。
駿太郎さんな潤くんのビジュアルにも目が離せません!
アクションシーンも凄かったですね。スタントなしですって。
松本潤=アクションの出来る役者、という新たな位置づけがもらえるかな〜?
全体を通して、冒頭でも触れたとおりテンポをすごく大切に作っているな…と思いました。
内容はごくシンプルで伏線もたいして無いんだけど、見せ場はしっかりあって飽きさせないです。
キャラクターの描写もわかり易くて親しみを持てるし、メインキャラクターに年齢や性別、立場の異なる人物が複数存在するので、どの人物に寄り添って見るのかの選択も可能。
このオリジナル脚本は期待してもいい感じ〜。(ええ、まだ前回のトラウマ引きずってますよ…。)
ただ次に繋がるミステリー要素がない一話完結だから、次回も見ないと!って言うのが弱いかも。
もちろん、登場人物それぞれの過去とか、そういうのが出てくるとは思いますけどね。
毎回スポットが当たる人物が変わるのはミタさんでも同様でしたし。
とにかく、主役一人が悪目立ちする脚本じゃないのがよかった!
内容的にかなり安心できたので数字はそんなには気にしていませんが、一応。
初回16.3%だったそうです。
初回が面白かったという口コミでだんだん上がるといいですね♪
数字が全てではないとは言え、やはり数字が取れるに越したことはないですからねえ。
がんばってる潤くんに分かりやすいご褒美、あげてほしいなぁ。
さぁ〜、来週までに何回リピするかなぁ?
見るたびに新たなツボが見つかる良いドラマです。-----