久々に江國香織原作映画「東京タワー」
日本で映画「東京タワー」(2005)の再放送があましたね。
それに従いツイッターのTLが続々と耕二な潤くんにヤラレテいるのに触発され、私も久々にDVDを鑑賞。
もうね!
撮影時(2004年春)若干20歳の松本潤に平伏すしかないよね!
潤くん演ずる耕二は、潤くん曰く
「年上の女の人全般が好きで、誰か良い人いないかな~って探してたら」
喜美子さんを見つけた、という。
喜美子さん、いいトコに居合わせたのぅ…←オイw
ただし、そんな耕二が年上なら誰でも良かった訳ではなかったのは
耕二な潤くんの瞳の揺らぎを見れば語られずとも伝わります。
若干20歳(21歳目前)の若者が、こんなに攻めた芝居をするんですからね。
改めて、
「この子、何者?!」
ですよ。
最近の潤くんのキスシーンや濡れ場を見ていて、その振りきった潔さというものを強く感じていたのですが、それってもしかすると、この映画で相手役を演じた寺島しのぶさんの影響が強いのかなぁ…と思いました。
寺島さんと言えば、親に反対されても押し切ってかなり過激な濡れ場のある役を演じたことで有名な方。
勉強熱心な潤くんがこの映画に出演するにあたり、共演者の話題の映画を見なかったとは思えないし、仮に見たとしたら、その感受性の強さでエロス以外のものを受け取ったはず。
多分それは、振り切って演じるというプロ根性。
この段階ではまだセリフ回しにぎこちなさがあるのは否めませんが、その存在感はとにかく大きい!(え、ヲタフィルターのせい?)
かなり偏った私見ですが、主演のカップルよりも助演のカップルの方がよりリアルで面白いと見る度に思います。
初見の時は既に潤くんファンだったので余計そう思うのかもしれませんが、主演カップルのキャラ設定も恋愛エピソードもなにかこう絵空事臭いんです。
一方、助演カップルの方は喜美子が特にリアリティに溢れていて惹きつけられます。
つい耕二&喜美子シーンを求めてリモコン片手に早送り、なんて見方を最近はしています。(主演カップル、ゴメンなさい!)
なんだか当時の潤くんのお肌の汚さ(失礼;)も、お酒タバコ夜ふかしで不摂生三昧な遊んでる大学生っぽくってやけにリアル。
あそこでお肌つるつる(且つ、まつげ長くてバサバサ、お目目ぱっちり、ぷっくり唇)なカワイコちゃんだとリアリティが薄れますもんね。
でもやっぱりねぇ~、松本潤は目の芝居だよね。
視線がゆっくりと流れてくる感じがたまりません。
あれに捕まっちゃうと、虜になっちゃうんだよなぁ。
もう、一生ついて行くからねっ!
そして耕二な潤くんの蒼さの中に潜む魔性にやられた後は、
ぼんやりと家事をしながら
喜美子が感じた切なさややるせなさに強く共感してしまうのです。
喜美子さんはさぁ…もう絶対一生忘れられないよね。あー、切ないヽ(´ー`)ノ-----