シェケの根底に漂うもの
シェケ。
DVDで観るのをとっても楽しみにしていた潤くんのソロ。
実は私、札幌でシェケを見た時、まーったく声が出ませんでした。
心のなかでは「きゃぁー」とか「うおー」とか「なにあれ、なにあれ」とか言ってたけど、体はじーっと動かずに遠くで踊ってる生キラキラ潤くんとサイドスクリーンに映し出される潤くんを交互に凝視してました。
潤くんがキラキラと美しくて「いいソロだった!」ので映像にして残しておきたくて、今回それが叶ってとても嬉しいです。
なにせ過去にやった潤くんがセクシー系のソロはOneコンの「W/ME」もドリアラの「Naked」もDVD化されておらず、
「松本潤がセクシー系ソロをやると映像化されない」
なんていうまことしやかな都市伝説(?)まで囁かれて、私の不安を掻き立て続けていたんですもの。
そしてDVD発売告知の後も、潤くんのソロだけナレーションベースだったらどうしよう!なんて、ツイッターのお仲間と心配もしていました。(どんだけ…!爆)
で、この度、無事DVDが発売され、シェケもキチンと収録されていました。(メデタイ!)
こっからネタバレなので畳みます。
あと、マジ長いです。粘着質的に長いです。携帯の電池切れにご注意ください!
あれだけシェケ!シェケ!と騒いでいた割には、実は私の記憶はかなり朧げでした。DVD発売直前に思い返してみたところ、覚えていたのは…
キラッキラの潤くんが坂を滑りながらシェケシェケって出てきて
やたらと腰振りながら踊って、はだけて、跪いて、
最後にすっごいイタズラっ子みたいな笑顔を見せて
あっという間に消えて行ったことと、
その直後の会場のどよめきが物凄くて、次に続く「negai」が始まってもしばらくはザワザワしていたことくらい。
そしてドームでの私は心のなかで「うぉっ、いいのか?!ここまでやっていいのか?!」と白目を剥いてました。はい。
昨日もちらっと言いましたが、DVD初見時の私はかなり冷静に、「へ~こんなことやってたのか!」という感じだったのです。(ほんとだってば。)
なにせ札幌でのライブのインパクトが「シェケ!が!!めちゃめちゃ!!!スゴかった!!!!」って以外、もうなーんにも細かには覚えていられない程に絶大過ぎて、映像版はその何分の一かに希釈された印象。(まぁ、それがライブのライブたる醍醐味なんですがね。)
この編集担当さんのテクが素晴らしいな、と思うのは、あの「これはR15か?!」というソロが、カメラワークと編集によって巧みにPG12くらいになっていること。(ちなみにR15は15禁ですが、PG12というのは親の説明付きなら12歳から見てもOKというアメリカの映画のレーティングです。)やはり年若いファンの為にはこのくらいが妥当な線でしょうね。
これ、引きとアップのマルチアングルだったらよかったのになぁ…と思わなくもないけれど、踊りも表情も腰つきも全てバランスよく網羅されていると思うんですよね。
惜しむらくは、シェケ終了直後のザワザワをカットしないで欲しかった!あれはイカンよ、ぶった切っちゃ。あの歴史的ザワザワは残すべきだった。うん。
☆ ☆ ☆
シェケの松本潤はとにかく美しくて。
あれだけエロティックに腰を突き上げ、ぐりんぐりん回しても決して下卑た印象を残さないのは、やはり潤くんのもつ清潔感に帰依すると、ここで断言しちゃいます。
そして繰り返し見れば見るほど、松本潤という人の生真面目さが浮き彫りになるなぁ、と。
シェケの振り付けはそれなりにエロを狙ってはいますが、基本的にとても可愛らしいんです。
しぇけしぇけ♪も然り、かんたんじゃん♪然り。
潤くんは元来振付師のつけた振りにかなり忠実に踊る人だと思うんですが、このソロに関しても
「だってこういう振りだもーん」
って聞こえてきそうな感じがするんですよね。
モチロン潤くんならではの細かな手の動きや、華と艶っていうのはどうしても滲み出てしまうもので、そのせいで後ろで踊っているジュニアくんたちとはエロさ加減が違います。(あ、あと身体つきもね。)
一生懸命振り付けられた通りに腰を振る度に会場が嬌声を上げるのを聞き、どんどん振りがエスカレートしていく様は、この子はどこの小悪魔か?というテイ。(散々天使だ天使だ言っといてナンですが 汗)
でも登場してしばらくはめちゃくちゃカワイらしい笑顔を振りまいて
「おお、国立(の反応)はこんなか~」
と、ドーム時との反響の違いを楽しんでいる感じがとてつもなく愛おしいです。
それなのに「本能が望むままにぃ~」でいきなりスイッチが入り、たちまち精悍な顔に。
このギャップにクラクラ来ちゃうんですよね。
ただ、精悍な顔つきになっても猛々しくはならないのは、潤くんのもつ中性的な流線形とクビレのお陰かしら…。
実はあるアメリカ人嵐ファンには「ゲイに見える」とバッサリいかれましたが、私に言わせるとアメリカのゲイはハンサムで色気があってスタイリッシュで神経細やかというステレオタイプがあるので必ずしも悪いことではないんじゃないかと思うんですね。
ハンサムで色気があってスタイリッシュで神経細やかって、そりゃあ、潤くんがゲイに見えても仕方ないでしょうね。だってそれ、まんま潤くんだもん。なので褒め言葉だと取っておきましょう。
それにつけても潤くんは本当にキレイな身体を持っているなぁ…と、観る度にため息がでます。
去年の9月初旬と言えば、舞台に向けてかなり体重を絞っていた時期で、札幌の時には見えなかった黒のスパッツ(?)が衣装のパンツの下から顔を覗かせていて。
チラ見せのおヘソ(これがまた美しい形のおヘソなんだよ)と男性には珍しい程の腰のクビレに白くてシルキー感のある肌。これに照明があたって、まさに芸術品かと見まごうばかりの輝き方で。
神さま、ホントに頑張って潤くんキレイに作ってくれてありがとう。感涙の極み。
こんなに雅やかな潤くんが、生真面目に歌い踊る渾身のソロ。
跪いて~、はだけて~、っていうのも振りだから順番にこなしてるようにも感じる私は相当なひねくれ者だから放置でOK。
でもさすが松本潤、魅せ方をちゃんと心得てる。
とにかくキレイ。形がいちいちキレイ。
シェイクシェイクシェイク♪で両手が作り出すSの形がめちゃめちゃキレイ。(うっとり❤)
そしてそして。
最後のキメのあとの笑顔とドヤ顔!
札幌ではもっとこう、「えへ、こんなのやっちゃったよ!」って感じの照れも含んだやんちゃな笑顔だったんですが、流石に国立では「どーだ、してやったり」のニヤリな笑みでしたね。かわいいなぁ!
ってなわけで、シェケ!オススメです。
松本潤の引き締まった美しい肢体と華やかな踊りに、清潔感のあるエロティシズム。
同時に垣間見れる生真面目な性格と可愛らしさ。
そんなものがぎっしりギュギューっと凝縮されております、ハイ。
あ、ちなみに正しくは「Shake it!」です( ̄▽ ̄)
あー長かったね…。本当にここまでお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m