松本潤担ブログ @ニューヨーク830番地

遠くても。同じ空の下、繋がってるよ、とあなたが言ってくれるから。

甘いのはビトか潤くんか

がっつり「ひとりスマイルフェス」の感想書いたエントリがアクシデントにより消えた…orz

あー、もう同じ文章は書けない…。

でもまぁ要するに、潤くんって囁きヴォイスが甘く優しくてうぎゃ~ってなる!って事を書いてました。

8話の始め辺りとか、展望台のシーンとか、もう画面見ずに声にだけ集中して聴いてると、も~とろけるよね。(内容は重いけど…。)

特典のスポット集も潤くんの声だけ聴いてみる。甘々っ!

甘いのはビトなのか潤くんなのか。いやもう、どっちもだなっ、っていう。

Love Situation以降、Crazy Moon、Wanna be...、花火と、嵐の曲でウィスパー部分は潤くんってことが多いような気がするけど、それって正解だよなぁ…と思うのは潤担ゆえでしょうか。

なんかいい具合に低くて、ハマるんだよね。

ふと思い出したけど、私のオフィスに額入りでずーっと飾ってあるジャニショのお写真。

EverythingのPV撮影のオフショで、ジーパンに白Tで笑いながら防波堤の上から携帯で写真撮ってる潤くん。

意識してなかったけど、あれって時期的にビト撮ってる期間のなんだね。

そっかぁ~、私、潤くんのビト的要素(地黒含まず。笑)が無意識にすごく好きだったんだなぁ…、と今更認識したり。

当時を振り返ってみると、確かこの時はまだドSキャラ売りだったから、柔らかくて優しくてどこか自信無さげなビトは、潤くんがすごく役作りを頑張ってる結果って思ってた気がする。

でも潤くんを追いかける月日を重ねるうちに、実はこういう部分が素である人だってだんだんと分かって来て。

今このビトを見て、あー、これ潤くんだなぁ、って思ったりするっていうのは、なんなんでしょうね。(いや、ちゃんとビトなんだけど、ね。)

それって最近の潤くんが本当にゆるくて丸くてぽわぽあな天使駄々漏れ状態でしかない証のような気がする…。

そういうのを出しても大丈夫になったのは潤くんの成長っていうのもあるだろうし、取り巻く環境の変化とか、時代背景的な要素もあるんだろうな。

やっぱり日本全体が癒しを求めてる時に潤くんがドSキャラ返上するのってごく自然な流れなんだろうな~、って。

で、そこまで言っちゃうと、以前演じた役と全然違う人物に化けてる潤くんの演技が素晴らしいっ、って褒めてるのがね、ちょっと矛盾してない?ってなるかもしれないんだけど、いや、それはそれよ。

本人はビトとは全く性格も考え方も違うって言ってたし、それは本当だと思う。

だってほら、潤くんはもっと周りがよく見えてる人だと思うし、自分の置かれてる立場もしっかり把握してる。

行動には慎重を期して、石橋をガンガン叩いて、叩いて、でも渡るとなったら潔くガーッと行っちゃう。

そういう部分はビトとは重ならない気がするのね。

ビトはもっと臆病、それでいて軽率。

ただ根っこの部分で似ていたり同じだったりする潤くんがもともと持ってる要素を、インタビューなどの知識から想像力を働かせて作り上げた部分と合わせたのがビトになった訳で。

やっぱり別の人格だからね。

空気が変わるのが凄いなぁって。メイキング映像見ると、ほんとにそう思う。

☆ ☆ ☆

私が一番印象に残ってる表情は既に書いた4話で手紙を受け取った直後のとこ。

もう、マニアか!って感じだけど。やっぱりあの微妙な表情が出来た潤くんも凄いし、それを読み取った自分も偉いと自画自賛したくなるのですわ。

何度もリピるのは死刑執行前日の花ちゃんとの涙涙のシーン。

思い切りぶちゃいく(失礼)だけど、物凄く惹きつけられる表情。

潤くん、あんなの出来るんだね。凄いね。凄いよ。上手く言葉にならないけど。

映画館で手を繋いだ時は最高に胸がキューンとした。

やっぱりビトのフォークダンスのトラウマを引きずってる様子をずーっと見てきてるから。

交差点で初めてちゃんと手を繋いだ時よりも、もっと、ずっと、感慨深い。

潤くんのキスシーンとしてはとても控え目な7話。二人のキョドり方がすっごくいい。

目が泳いで、目があって…。一気に行かずに一度止まるのが、ビトっぽいリアル感ヒシヒシ。

この時の花ちゃんもちゃんと「迎えに行って受け取る」お芝居してて、何気に積極的な花ちゃんの性格がめっちゃ出てて、上手いなぁ~、って。

最終回冒頭、「僕は死刑を受け入れる」のシーン。これも何度も何度もリピった。

自棄になっている訳ではなく、悟りを開いて虚無になっている感じが重たく響く。

そしてラストシーン。

開襟シャツに腕まくりが眩しい。

もう爽やか過ぎて泣けてくる。

スマイル、いいよ!

不条理で可哀想で、重くて辛かった、って印象が強くて、観るのを避けてた気がする。

外国で外国人として暮らしている私も、時に人種差別されることもあって。

それをビトに重ねて身につまされるのが嫌だったし。

交番に防犯カメラって無いのー?!とか瑣末なことが気になったりしたし。

脚本家?演出家?金八先生の影響受けてるよね、「腐ったミカンの方程式」とか、旅館突撃のシーンとか。

あれが妙に陳腐な感じがしちゃったんだよねぇ…。

だって人質じゃないんだから、旅館の客を外に出す必要ないじゃん。

あの人達外に出さなきゃ襲撃もなかったんだからさ、あのシーンが演りたいがための無理矢理だなってのが分かりすぎてヤダったの。

あと社長殺しちゃだめじゃん!涙。って納得行かなかったし。(今はドラマとしてあそこはあれでベストだと思う。)

花ちゃんがアドベンチャー過ぎるだろ!って、それがなかなか消化不良だったし。

なによりビトの世間知らずで思慮浅い行動がイラッとしたし。アホかこいつ!って。

潤くん(が演ってるビト)にイラつくっていう現象がなんとなく嫌だった?

っていうより、ビトがあまりにも潤くんとは重ならなくて(演技としてはそれって素晴らしいことなんだけど)だったら別にわざわざ繰り返し観ないでもいいかな、って思ったとか。アリエナイわ、自分!

まだまだ語りたいことがぽろぽろと出てきそうな気もしますが、とりあえずこの辺で一旦終了させときます。

ただガッキーについて少し。

この相手役がガッキーだったのって、物凄く良かったなぁって思います。

かーわーいいよね。笑顔が。嫌味がなくって爽やか。

すごく芯がしっかりしていて一途で健気な花ちゃんを好演してくれました(あれっ、上から目線っぽい。すみません。)

喋れない分感情表現の方法が限られる難しい役だったと思います。

でも無理なく伝わって来ました。ほんとに。拍手。

ガッキーのことはそんなによく知ってるわけじゃないけど、インタビューなどの受け答えなどを見る限り、すごく落ち着いていて、感情の起伏をあまり外に出さない人って印象。

ガッキーみたいな淡々とした人が、いい意味でも悪い意味でも熱い松本潤を、主にいい意味の方で解釈してくれたのはとても幸運だったと思うんですね。

熱い、ウザい、面倒くさい、って思われてたら、ビトと花ちゃんの醸し出す雰囲気がもう少し冷たいものになっていたと思うから。

だって花ちゃんがなんて言おうとしてるか実際はちゃんと台本に書いてあるのに、潤くんったら演技で自分がわからないと先のセリフを言ってくれないなんてさ、人によっては嫌われるよね。

潤くんのデレツンなコミュニケーションのとり方も早い時期に汲んでくれたようで、幸いだったなぁ…!笑

やっぱり相手が年上のそれなりのキャリアのある女優さんだったりすると、そういうアプローチもなかなか難しいでしょうしね。苦笑

☆ ☆ ☆

スマイルを封印されている皆さん。

それぞれのタイミングってあると思うんですが、もう3年+。

そろそろ大丈夫かもしれませんよ。

そこにはカッコいい松本潤はいませんが、柔らかくて優しいビトを熱演する潤くんが居ます。

最近では見慣れた柔和な潤くんが「えっ、こんなとこに居たのぉ~?!」って感じかも。爆

社会派云々は置いといて、ビトと花の純愛にフォーカスして観るのを特におすすめします。

二人が支え合ってる姿の描写がめちゃくちゃ感動的です。萌えです。

こんな純愛ストーリーをまた、松本潤に早いとこ是非!ってついつい思ってしまいます。

要するに、松本潤の恋愛ドラマ、最高~ヽ(^。^)ノ