松本潤 as ナビゲーター
うわわん。
潤くんの個人仕事。4月5日にフジテレビで放送される『歌舞伎座開場SP 今語られる勘三郎』の番組ナビゲーター。
この番組はかつて故・森光子さんがナレーションを担当されていたもので、中村家に昔からずーっと密着し続けて来たものの歌舞伎座会場に伴うスペシャルだということで。
潤くんが
言っていた、声の仕事をやってみたい、とか、日本の伝統芸能を勉強したい、とかいう願望がここに繋がっているなぁ…と思います。(発言の出典はうろ覚えですが多分テレビ誌のイン
タビューだと思います。)
【Yomiuri Onlineから引用】
「案内役」の松本は、歌舞伎ファンであるのみならず、七之助と同級生で、勘三郎と父と息子のように交流してきた。そんな
松本だからこそ語れる言葉で、勘三郎の生きざまや歌舞伎座への期待を語り、番組をナビゲートしている。
(2013年3月26日 読売新聞)
【引用終わり】
潤くんが紅白歌合戦で森さんと勘
三郎さんへの哀悼の言葉を述べたのはまだ記憶に新しいところ。
御二方が亡くなってもなお、今新たにその繋がりを深めて、潤くんが潤くんだからこそ語れる言葉を期待されてのキ
ャスティングなのだろうと思います。
更に。
もともと勘三郎さんも中村兄弟も一般に愛されている歌舞伎役者ではありますが、歌舞伎がなかなかとっつきにくい類のものであることは事
実だと思います。
散々観劇三昧していた私ですら、歌舞伎座に出向いたのは松本幸四郎さん目当てと外国人観光の案内での計2度程。(安いけど長くて!笑)
今回潤くんが
案内役として番組に関わることで、今まで歌舞伎を観に行ったことがない人にも新生歌舞伎座に興味を持って欲しい、それには若者を中心に広い年齢層に人気のある嵐の、中
村一座に縁のある松本潤の助けを借りたらいいんじゃないか、といったことなのかもしれませんね。
勘三郎さんが亡くなった直後に潤くんが言った、「自分に出来る事があればなんで
も助けになるから」との七之助さんへの申し出が、こういった形でも繋がって行くんだなぁ…と、しみじみ。
ところで。
ワタクシ、昨夜ずっと「La Familia」を激リピしていました。
潤くんが
デビューから5年を振り返りつつ自分の「今」と「将来」を歌った曲なわけですが。
「自分の道は自分で選ぶ」
って言う歌詞があって、そこが今すごく響いてます。
嵐ちゃんが終わって、
ANSがそれぞれ単独でレギュラー番組を持つ運びになって。
潤くんの個人仕事的にはどういう風になっていくのかな、というのには興味津々&戦々恐々で見守るという体なのですが
、冒頭でも触れたように潤くんは潤くんが興味があってやってみたいと思う仕事を自分で選んで進めて行っているんだな、と感じました。
これまでも嵐としていろいろなジャンルの仕事
に携わって来たけれど、今後だって一つのことだけでは収まりきらない、松本潤の好奇心・探究心・向上心の片鱗を見たような気がしてなんだか少し嬉しく思います。
もちろん芝居
ゴトに力を入れて欲しいという願いは変わらずにあるのですが、言うなれば演劇はSlice of Life、日常を切り取ったものとして捉えると、役者は出来るだけ色々な分野のモノを
見て、いろんな角度からの発想の転換をできるように、想像力を豊かにするべく視野を広げた方がいいと思うので、今回のように芝居以外のお仕事であれ、喜んで応援したくなって
しまうのです。(ま、要するに溺愛だ。でれでれ)
とにかく4月5日が楽しみであります。