「失恋ショコラティエ」7話。爽太くんに完全降伏
もう爽太くんの行いについては何も言うまい。
ワタクシ、松本潤の爽太くんに無条件全面降伏です。
ヲタの戯言と思われるかもしれないけど、分かる人に分かってもらえればいいです。
先週に引き続き、今週の松本潤も素晴らしかった!!!
潤くんのあの演技が私の倫理観や道徳心を束にして捻じ伏せ、爽太が「失恋ショコラティエ」に於いての正義に変わりました。
確かにやってることはしょーもないです。
不倫です。二股です。
理解はするけれど共感はできません。
でもあの顔で、あの瞳で、あの唇で。
あの腕で、あの手で、指で、背中で。
あの声で。
私に小動爽太を全肯定させました。
来週、爽太がどんな下衆な判断を下し実行しても、私は蔑んだりしないでしょう。
きっと出来ないと思います。
爽太め~!なんて言えてた頃とはもはやリーグが異なるのです…。
えれながどうとか、サエコさんがどうとかではなく、単純に爽太くんの積年の想いが報われて欲しいから、不倫だろうがサエコさんが爽太くんのことを本気で好きじゃなかろうが、サエコさんとくっつくの応援してしまっている自分がいます。
それくらい、爽太くんの想いが響いて来ました。
それほどの説得力を持つ演技ってことです。
あのモノローグは軽過ぎたけど。
目に涙を滲ませ、とうとうと15ページの長ゼリフを叙情性豊かに紡ぐ潤くんの表現力。
いつの間にこんなに上手になったんでしょうね。(ハイ出た、上から目線!笑)
そしてそれを受けるさとみサエコも素晴らしかった。
セリフナシで、爽太を吸い寄せる魔性テクをしっかりと表現していました。
蜜をたっぷりと用意して向こうから寄ってくる様に誘き寄せると言っていたのに、実際にサエコさんに吸い寄せられたのは爽太くんの方っていうね…。
彼女が流したのは一体何の涙だったのかはミスティファイドだけど…。
サエコさんの一筋縄じゃいかない感じがすごくよく出てました。
(それにしてもさとみちゃんのくちびるがものごっつ~ぼってりしてて、びっくりしました。相当寒かったんでしょうね。)
☆
ここまでと、7話と、8話の予告を観て、松本潤の芝居にかける情熱がほんまもんの本気モノだと分かって感無量です。
イメージなんて糞食らえ。
好感度なんて役を演じる上では必要ない。
そんな風に取り組んでる真剣勝負。
いや、そんなのずっと昔からだって知ってましたが。
今ここで再確認出来て嬉しいです。
昨年の春、嵐のメンバー夫々が自分たちのソロ仕事の方向性の希望を事務所と話し合ったらしい…と記憶しています。
それを聞いたのは確かちょうどANSそれぞれの冠レギュラーが発表になった頃。
あの時、潤くんは芝居って言ったんじゃないか、そうであって欲しいと思っていました。
だって潤くんはこんなにも芝居に情熱を注いでるんですから。
先日のA-Studioで古田新太さんが潤くんのことを評して「芝居に関して誰よりも真面目」と話されていましたが、実際にそれがどういうことなのか、今、ゴールデンタイムの民放で皆が目の当たりにすることが出来るのです。
「あゝ、荒野」で掴みとった何かを今更に深化させるのを、今度は皆が気軽にアクセス出来るテレビという媒体で披露しているのです。
すごいことです。
このドラマは松本潤の役者仕事歴上でのエポックメイキングな作品として刻まれる気がします。
テレビ誌に掲載されたプロデューサーのコメントによると、「失恋ショコラティエ」では世間に後ろ指を指されるような関係を美しく描くことを目指しているようです。
それを9時台に超人気アイドルグループの一員である松本潤が演じるということは、いろんな意味で、これは挑戦です。
でも私は役者・松本潤の盲信的支持者ですから。
いいでしょう、存分に!
潤くんもブレずにやると言ってますので、こちらもしっかりと受け止めたいと思います。
不倫上等!泥沼歓迎!(ドラマだから)
どんとこーい!!!
頑張れ、潤くん。
誰が何を言おうとも私はあなたを応援してるから。