松本潤担ブログ @ニューヨーク830番地

遠くても。同じ空の下、繋がってるよ、とあなたが言ってくれるから。

「失恋ショコラティエ」 第10話 爽太くんがパッとしないと薫子さんが補ってくれる

うすぼんやり…。

面白い部分はあったけど。

リアタイの1時間はあっと言う間に過ぎたけど。

なんかオリジナルになった途端にぼんやりしたなぁ、という印象の10話。

そもそも爽太くんの出番少なっ!

笑顔少なっ!

これまでは悩んでいるにしても笑顔が絶えなかったのになぁ。

まぁ、普通の感覚ならあの状況で笑ってる場合じゃないよ!っていうことなんですが、原作はそこに敢えて笑いを投入していたんでしょうね。多分。

ほら、この作品に「普通」を求めるのは野暮だから。

なんかねぇ…。

私燃え尽きちゃったのかもしれない。

爽太くんの想いが成就するのをターゲットに盛り上がってきてたから、一応カタチとしてサエコさんと出来上がったところがピークだったのかも。

爽太くんもハッキリ言って既に燃えカス状態っぽいとこに私も乗っかっちゃったのかな~。

私ってこれまでも毎週すごく楽しみに観てきたドラマが最終回直前になんかもうどーでもよくなって最終回を観ないことって何度もあって。

あ、「失恋ショコラティエ」は潤くんだから最後まで観るけどね。

先週くらいまではえれなエンドだけは嫌だとか強い思いがあったんだけど、ここにきてなんだかほんとにどーでもよくなっちゃった。

ぼっちエンドでもいいし、誰かとくっついてもいいし、それが誰でも構わない。

えれなだとしたらセリフ極力少なくして貰えたらそれでもういいや、みたいな。

まぁ、現時点でもうアップされてるので言っても無駄なんだけどね。

もしも誰かとくっつかないと終われないっていうなら、薫子さんがちゃんと告白して将来を予感させるような終わり方してくれたら私的にはスッキリはするかなぁ。

だって10話の薫子さん、大活躍だったし。主役乗っ取った級の活躍。

自分の居丈高なことに気付いた薫子さんだから、来週、終わる前に一度ちゃんと爽太くんに自分の正直な気持ちをぶちまけることも出来るんじゃないかな、と。

どーでもいいといいながらも少しの期待はしてるのね。

その方が振られるにしても今とは違う前向きか上向きな状態で次に進めるから。

それにこれまでずっと陰から爽太くんの全てを受け入れ見守って来た薫子さん(文句は言ってたけど)。

爽太くんがパッとしない時は補うように先頭に立って采配をふるうことも出来るって、薫子さんの長所だよなぁ、って。

サエコさんの影響で自分を見つめなおす薫子さん。

薫子さんが自分を変えるにはサエコさんという強い刺激が必要だったのね。

そう考えるとサエコさんと薫子さんの距離を近づける為にも爽太くん不在時の停電エピっていうのは結構重要だったのかな。

旦那さん、怖かったよねぇ。

眞島さん、素晴らしいよ。あの佇まいだけで、恐怖に身がすくむ感じがしたもんね。

爽太くん視点で観ると旦那さんは敵役だけど、でもサエコさんは旦那さんのことまだ好きだよね。

好きだから、戻りたいから、変わってほしいと願ってる。

一時は爽太くんが自分を現状から強奪してくれるかも、という期待を胸に爽太くんの元にやって来たのかもしれないけど、一向に自分と向き合おうとしない爽太くんのへたれ具合に愛想をつかしたってのもあるのかもしれないなぁ。

まぁ爽太くんが基本受け身なことを知っていて自分から要求しなかったサエコさんもズルいけどね。

でもサエコさんも自分からはあまり直接的なことは言わない人だもんね。言わずに動かす方。

爽太くんがあまりに鈍感で言わずに動かし切ることが出来なかったという点ではサエコさんの負け。

まぁ、もともとサエコさんにはそこまで頑張って爽太くんとどうにかなろうとは考えてなかっただろうけど。

様子見ね。

そしてその様子見されてる間に現実のサエコさんと向き合うのことに臆病になってグイグイ攻めなかった爽太くんも負け。

どんでん返しにはもう遅いかな。

えれなのショーが3月30日で、10話時点でまだ至らず、ということはホワイトデーからまだ2週間未満の時間軸。

ということは、もしもサエコさんが妊娠していたとしたら確実に旦那さんの子。

だったら旦那さんのこと嫌いじゃないサエコさんは戻るという選択をするんだろうなぁ。

ピンヒールのブーツ履いてたのが気になったけど。

どちらにせよ、爽太くんが振るんじゃないのか、オイ。

一体どうなればみんながスッキリして終われるんでしょうね…。

爽太くんの愚かなところって、あまりに恋い焦がれ過ぎて幻想のサエコさんを創り上げてそのフェアリーサエコに恋をしていたことに気付いていないこと。

それにえれなとのことがあって、「肉体関係を持つ=好き」ではない、って刷り込まれちゃってる気がする。

だからサエコさんが身を委ねてきても、自分のこと好きだから抱かれているという自信が持てないのね。

ほんとに、えれなさんも爽太くんも間違っちゃったよね。

これがなければえれなは普通に恋人になれてただろうし、爽太くんも話に乗っからなければサエコさんが自分に抱かれた後は自信を持って前向きに将来のことを話し合えてたんじゃないかな。

ま、それがなきゃドラマにならないんだけどね。

カニ鍋。

あれはカニ鍋である必要は多分なかったけど、爽太くんちがいかに和気藹々で、爽太くんがいかに鈍感かを示すにはいい場所だったと。

だってパパりんの前で妹が彼氏と泊まりの旅行行く話とかしちゃうんだよ!

ひでえアニキじゃな~い?笑

(ぼんやりだろうとも今週も引き続き爽太くんの天下だからそれも赦される。耐えてね、まつりちゃん!笑)

それにサエコさんちとの対比も出来たしね。

いつも豪華に腕を振るってもラップ掛けて食べてるとこ見てなかったし。

とにかく便乗で潤くんが楽しくカニ鍋食べられて良かったよ。笑

りくちゃんに刺激されて爽太くんに告白することにしたえれなさん。

ケーキが美しすぎるーとはしゃぐ部分は………だけど、その後のもっとトゲがあっていいのよ云々に考えこむ表情はとても良かった!

なんか迷いがありながらも決意めいたものが感じ取れる表情だった。

ほんと、無言の表現は素敵なのよね。

もっと経験値上げてからの登板だったらよかったなぁ…。

で。

予告動画を観ての話だけど。

えれなさん、決意して告白するのはいいけどさ、爽太くんが本命とうまく行ったと知りながら店に奇襲かけて、爽太くんの本命がいる前で告白するって、そうとうテンパッてるのね。

せめて外に誘い出しなよ。着信拒否されてるわけじゃないんだし。

えれなさんのチャームポイントである気遣い、どこやった?

トゲを持つってそういうことなのか…。

つか倉科さんの時といい、えれなさんは玉砕覚悟の奇襲告白が常套手段なのかね。

いや玉砕覚悟ではないよね。

受け入れられることも期待してたし。

今回も好きならショーに来て、って言うってことは期待もあるわけで。

もう泣いても笑っても文句言ってもあと1話でおしまい。

24日は休暇とっちゃった。

さて。

10話はあんまりテンション上がらないので、今週は10話しこたまリピる代わりに初回から通しでリピるわ!