松本潤担ブログ @ニューヨーク830番地

遠くても。同じ空の下、繋がってるよ、とあなたが言ってくれるから。

潤くんの声が聴きたくて

2012年頃からでしょうか...。

潤くんが下ハモに徹し切る曲が増え始めたのは。

メンバーのソロフレーズリレーで、次は潤くん♡と期待して裏切られるという、そんな経験。

そしてそれが近頃富に増えてきたのは私の気のせいではありません。

嵐さんはリードボーカル的なおおのさんもサブリード的なニノちゃんも声が高めだし、音域も高めです。

女性が男性ボーカル曲を音階調整無しで楽々歌えるっていうのが、そもそも元が相当高めなんだと思うんです。

その証拠に、低めで音域も広くはない潤くんがゆったりとメロディーを歌っている部分のGreenや、迷宮ラブソングの二番の冒頭なんて、私、そのままの音階だと低くて音出ません。

ということもあるし、ハモリで曲に厚みを持たせるという意味でも潤くんが下ハモ担当になるのは分かるんです。

嵐さんはユニゾンの融合性の高さが特徴であり強みではありますが、楽曲に幅を持たせてもう一ランク上のステージに上げるためにはユニゾンや歌い分けでのユニゾン以外にもいろいろな表現方法がある方がいいですし。

ただね。

潤担としては、なんでこうも必死に耳を凝らさないと自担様の声すら聴けないのか、と不満に思うこともあります。

Japonismに至っては、潤くん居た?!って感じの曲の多いこと多いこと。

潤担だって潤くんの声が好きなんだよ!楽しみにしてるんだよ!聴きたいんだよ!

お恥ずかしながら、ミクサーさんの陰謀ですかー?とか被害妄想で思っちゃったのも事実です。笑

ですが!

私は自分の過失に気付きました!!

ミクサーさん、悪くない!!!

結果から言いますと、私の鑑賞環境の悪さが諸悪の根源でした。

ということで、潤くんのハモりをより容易に聴くための私の探求の様子をご紹介したいと思います。

そもそも、私は普段CD音源をiTunesでiPhoneに落とし、それをBluetoothでカーステレオに飛ばして聴いているのですが、ある日カーステレオのEqualizerをいじってみたんです。あまりにも声が埋もれるので。

そう、潤くんの声は線が細くて軽さがあるので、合唱になると埋もれがちなんですよね。

で、思い至りました。これ、音源が適正なバランスでアウトプットされてないんじゃないかと。

そしていろいろと音マニアさんのウェブ記事などを読んで、分かったのは

● CD音源をMP3化すると、データ圧縮の際に情報が除去されて音質が下がる

● MP3でもビットレートをカスタムで320kbpsまで上げると除去される情報が抑えられ音質の低下もそれほどまでではない

● MP3よりもAACのほうが除去するデータを上手に選んで圧縮するので(気持ち)音質もいい

● AIFF・WAVは無圧縮形式で、CD音源をそのまま取り込めるけれど、容量が大きい (iTunes PlusデフォのAACモードの約5倍)

● Apple Losslessという可逆圧縮形式だと、非可逆圧縮形式のMP3やAACよりも3倍〜4倍近いデータ容量になるけれど、音質の低下はかなり抑えられる

他にももっと細かいことが関係するのですが、そこはあまり分からなくても私の目的を達するためには問題ないので割愛させていただきます。

ちなみに、音質が下がる=音をおおまかにまとめてフラットにしてしまう=ハモリやベースなど低音のニュアンス部分が埋もれてしまう、という風に捉えました。

早速自分のiTunesのデータを見なおしてみると、これまではMP3やAACの160kbps〜256kbpsあたりで取り込んでいることがわかりました。これはいかん!

ということで、とりあえず今年リリースのCD音源をAACの320kbpsにして取込し直し。

一曲だけ試しにApple Lossless形式で取込みして聴き比べをしてみたのですが、私の持っているアウトプット環境ではその違いに気付けなかったのと、やはりiPhoneの容量とのバランスを考慮して残りの音源をAAC 320kbpsで取り込むことにしました。

これだけでも今まで相当意識を集中させないと聴き取れなかった音が聞こえるようになった気がします。

次に音楽プレーヤー

これまではiPhoneにデフォルトで入っているアプリを使っていました。これはプレイリストを作ったり編集したりするのがとても簡単でこれはこれで好きなのですが、もう少し繊細に設定を変えられる有料アプリに変えてみました。

ええ、潤くんの声を聴くためなら有料アプリもなんのその。笑

結果、全然違いますね!

聞こえる音の数が増えてます。

CD音源のデータを圧縮するということは、通常人間の耳には聴き取れないとされる範囲のものを切り取って平に慣らしてしまうということ。ですが、通常聞き取れないはずの音って、多分、アナログのレコードのような音の持つ「味」に繋がっているのではないかな、と思います。

なので、データの保存容量を少し上げる事で損なわれるデータの量を抑えると、それまでMP3で聞こえていなかった新たな音が浮かび上がってくるんでしょうね。

そういえば以前雑誌の企画で、潤くんの声は倍音が多いって分析されていました。

仮に倍音があの温かみにつながっているのだとすると、その部分の幾ばくかをデータ圧縮の際に取り去ってしまうことで元々の持ち味が損なわれたり聞こえ辛くなったりするのかなぁ…、とも思います。

ぶっちゃけ、Everythingの智潤ハモる部分、私どうしても潤くんの声が聞こえなかったんですが、実はMP3の160kbpsって低いとこで聞いてたんだから、当たり前っちゃ当たり前。

よくテレビやライブ映像視聴後に、あのタレントさんったら声が聞こえないのに熱唱顔で歌ってるふりしてる、等々、おっしゃる方は、一度ご自身の再生環境を見直されると良いんじゃないかしら。

私は私の劣悪な視聴環境を反省し改めましたら、Everythingのハモリがちゃんとはっきり聞こえるようになりました\(^o^)/

そもそもBlu-rayでライブ映像観てる時は、CD聴いてる時より潤くんのハモりがよく聞こえるなぁ〜って思ってたんですよね。

なんでもっと早くに気付かなかったかなぁ、自分?!

そしてちょうどのタイミングで今まで使っていた10ドル程度のイヤフォンが壊れまして。

右耳からの音がしないんです。多分、中で断線しちゃったのかな。

なので、音マニアさんのレビューを幾つか参考にして、少しだけ上のランクのイヤフォンをネットで購入。

こちらはまだ届いていないのですが、どんなものか、乞うご期待です。