嵐が今年も24時間テレビチャリティーパーソナリティ
元旦の朝、起きて一番に知った嵐からの「重大発表」の内容。
オリンピックイヤーである2012年に24時間テレビのチャリティーパーソナリティを再度任されるということでした。
誰が言い出したのか、「嵐さんが4年おきに24時間テレビの司会をやる」という希望的ジンクスを
日テレさんが見逃すはずはないでしょう。
なぜなら今の嵐以上に「国民的」人気を誇るタレントさんで、
番組の顔となって進行をしつつ、番組を盛り上げられる(かつ視聴率をとる)人材は
他に思いつきません。(それは私が嵐オタだから?)
この番組への是非を含め、いろいろな思いがこの発表について囁かれています。
それでも私は単純に「嵐さんの活躍の場が増えて、露出が増えて、嬉しい」と思います。
畳みます。
↓
番組自体の是非について言えば、「24時間テレビって胡散臭くて偽善的で嫌い」という声も多々聞こえます。
確かに、チャリティーというのは善意で成り立つべきとの大儀名分がありますが、
ぶっちゃけ、"There is no selfless good deed." チャリティーなぞ偽善である、というのが私の持論で。
確かに誰かを助けたいと思って献金をしたり、ってことはあります。
それ自体は時にピュアな思いからだというのは否定しません。
でもそうした事によって、自分がいい気持ちになったり、自分も貢献できたと自己満足したりすることは、
結果決してSelflessな善行ではなくなると思うからです。
ただ、私はそれでいい、と思っています。
偽善上等!偽善でも善行には違いない。
それで誰かが助けられたり、潤ったりするのならば、Win−Winじゃないですか!
日本の政治家がやるべき事をやらない(出来ない)から、民間で余力のある人や団体がそれを補い、問題提起する。
番組的にはスポンサー獲得とか、視聴率ゲットとか、世評とか、色々思うところがあってしかるべきだし、
それに乗っかるタレントさん方も、自得につながるからこその出演ですよね。ギャラも出るし。
ただ、嵐が今年、その船に乗っかる事を決め、一年の計であると言われる元旦にそれを発表したかを考えると…。
「果てない空」をBGMに、その決意を述べ、深々と礼をするその姿。
震災直後のテレビ出演から、今回のライブツアーでも挨拶のところで歌ったり、紅白ですら歌った実は2010年リリースのこの曲。
折に触れ見聞きした「空はつながっているから、いつも空を見て被災地に思いを馳せる」という潤くんの言葉。
大事な想いが込められていると信じているこの曲をバックにしているという点からも、
その真剣な意気込みを感じました。
そもそもいくら日テレがオファーを出しても、嵐さん側が引き受けなければこの話はないのだという大前提で話をすると、
嵐さんは、自分たちに何ができるのかをいつも考えているのだと思います。
自分たちの持つ影響力を逆手にとって、少しでも多くの支援活動を成功させたいと願ってやまないのだと思うのです。
彼らは売名行為だとか、自分たちの露出だとか、そういう域をすでに突き抜けてしまっているとは思いますが、
これをする事で、嵐というグループや個人がアイドルでいる意味とか意義とかを揺るぎないものにするために
ここまで皆のために、と頑張れるのかな…と感じています。
限りなくSelflessに近い気がするけど…。
そんなだからAMNOSはやっぱり天使ちゃん達なんだって思っちゃうんだけど(爆)!
オカン的視点な嵐オタさん方は、「テレビ局にいいように使われて心配」とか「忙しすぎて体調が心配」とか色々と心配のネタが尽きないようですが…
それが彼らのいる芸能界であって、そんなことはもうとっくに昇華済みだと思うんですよ。
自分たちを下に見ていた人が今はへつらってくる姿もとっくに日常茶飯事でしょうし、
自分たち以外の栄枯盛衰も目の当たりにしていると思います。
でも嵐さんのスタンスは変わらないんじゃないでしょうか。
「目の前にある仕事を一生懸命」
って。
彼らもプロだから、いちいちあんまり心配しすぎるのもいい加減失礼かな〜っていうのが私のスタンスです。
え、愛が足りない?そーかな…。
確かに事務所のマネジメントがもっと考えて守ってやれよ!って思う事も多々ありますがね。
せっかく嵐さんを使うんだから、もっと中身のある番組作ってくれよ!って思う事もありありですし、
それは24時間テレビに関しても、「頼むよ〜、日テレ!」って思ってます。
要するに、
彼らが前向きに取り組んでいる事は、私も前向きに捉え、前向きに応援する所存であります!
最後に。
今年の手紙は誰かな〜?ってそれが一番気がかりです(って、そこかい?)-----