ラッキーセブンSP、実質視聴率は公表視聴率の倍だったとか!
1月31日付の朝日新聞で、一般に公開されているリアルタイム視
聴の視聴率と一般には公開されていない録画再生率を比較分析した記事が掲載されました。
「ドラマは録画」くっきり 再生率が視聴率上回る例も
掻い摘んだ内容としては、ビデオリサーチによる200世帯のリアルタイム視聴率と録画再生率(録画したものを7日までに再生)を見ると、ドラマでは高い録画再生率がみられ、人
気ドラマともなるとリアルタイム視聴を録画再生率が上回るケースも見られたとのこと。
なかでも正月3日のラッキーセブンSPはリアルタイムで12.5%、録画再生で13.5%と、合算
すると実質2倍の視聴率だったそう。
この数字は既に公表されている600世帯を対象とした数字(15.0%)とは別なので、実際にはもう少し上、つまりもっとたくさんの人がラキセSP
を観たんだろうな、と推察します。
私個人的にはドラマに限らず「逃したくない番組」や「保存して何度も見たい番組」を録画します。
録画していないものって意外と「逃しても惜しく
ないけど暇があるから取り敢えず見る」って感じ。
私の場合は時差があるからなおさらです。
生活様式の多様化で、必ずしも家族が揃って同じ番組を同じタイミングで見なくなった
現代に於いて、リアルタイム視聴率のみで番組の人気度や良し悪しを計る事自体に無理があるんですよね。
それは以前「Mother」の視聴率がかなり低かったのを知った時にそう
思いました。
あんなに内容の深く、毎回私を号泣させたほどの素晴らしい作品なのに、視聴率的には振るわなかったせいで正当な評価を得られていなかった印象があったんです。
連続ドラマの時も、テレビ誌に載っていた録画率では常に上位にいたラキセ。
通常、クール開始時には全てのドラマを観ても、最終的に録画してまで継続して見たいのは本当に
面白くて人気のある作品ってことですよね。
リアルタイム視聴率がいいに越したことはないけれど、それだけで番組やそれに携わった人々の能力や人気を評価するのはやはり時代に
合わないという、皆が漠然と抱えていたもやもやがこの記事によって浮き彫りにされとてもスッキリしました。
かつ潤くんのドラマが実際にはもっとたくさんの人に見て楽しんで貰えていた
ということが分かって、そちらの面でも嬉しく思います。